エアドロップは、Appleデバイス間でファイルを共有するための便利な機能です。この記事では、Pythonを使用してMac上のエアドロップの履歴を解析する方法について説明します。

必要なツール

エアドロップの履歴を解析するには、次のツールが必要です。

  • Python 3.x
  • SQLite3

これらのツールは、Macにデフォルトでインストールされています。

エアドロップ履歴の取得

まず、Terminalアプリを開いて、以下のコマンドを実行してエアドロップの履歴を取得します。

cp /Users/ユーザー名/Library/Application\ Support/com.apple.AirDrop/Dropzone.db ~/Desktop/Dropzone.db

このコマンドは、エアドロップの履歴が格納されているSQLiteデータベースファイルを、デスクトップにコピーします。

データベースの解析

次に、PythonでSQLiteデータベースを解析するスクリプトを作成します。以下のコードを使用して、データベースにクエリを実行し、エアドロップの履歴を取得できます。

import sqlite3

conn = sqlite3.connect('/Users/ユーザー名/Desktop/Dropzone.db')
c = conn.cursor()

c.execute("SELECT datetime(ZTIMESTAMP + 978307200, 'unixepoch', 'localtime'), ZSENDER, ZITEMPATH FROM ZDROPZONEITEM")

rows = c.fetchall()

for row in rows:
    print(row)

conn.close()

このスクリプトを実行すると、エアドロップの履歴がタイムスタンプ、送信元、およびファイルパスの形式で表示されます。

まとめ

この記事では、Pythonを使用してMac上のエアドロップの履歴を解析する方法について説明しました。エアドロップの履歴をSQLiteデータベースから取得し、Pythonで解析することができます。