Pythonでヒラガナ文字列をカタカナに変換する方法

Pythonには、文字列を簡単に変換するための機能がいくつか用意されています。しかし、日本語の文字列を扱う場合、カタカナとヒラガナの変換が必要な場合があります。今回は、Pythonでヒラガナ文字列をカタカナに変換する方法について解説します。

まず、Pythonには標準ライブラリに「unicodedata」というモジュールがあります。これを使うことで、Unicode文字列の変換や文字の正規化などができます。

以下のように、unicodedataモジュールの「normalize」関数を使って、ヒラガナ文字列をNFC正規化します。

import unicodedata

hiragana = "ひらがな"
normalized = unicodedata.normalize('NFC', hiragana)
print(normalized)

このコードを実行すると、「ひらがな」がNFC正規化され、次のように出力されます。

ひらがな

次に、unicodedataモジュールの「lookup」関数を使って、カタカナに変換します。

import unicodedata

hiragana = "ひらがな"
normalized = unicodedata.normalize('NFC', hiragana)
katakana = ''.join([chr(unicodedata.lookup('KATAKANA LETTER SMALL ' + c)) if 'HIRAGANA' in unicodedata.name(c) else c for c in normalized])
print(katakana)

このコードを実行すると、「ひらがな」がカタカナに変換され、次のように出力されます。

ヒラガナ

以上が、Pythonでヒラガナ文字列をカタカナに変換する方法です。