Pythonでは、他のファイルで定義された関数や変数を利用するためにモジュールをインポートすることができます。モジュールをインポートする方法はいくつかありますが、ここでは代表的な方法を紹介します。
import文
最も一般的なモジュールのインポート方法は、import文を使う方法です。以下は、mathモジュールをインポートする例です。
import math
このように書くことで、mathモジュールの関数や変数にアクセスすることができます。例えば、mathモジュールのpi変数にアクセスするには、以下のようにします。
print(math.pi)
from … import文
import文では、モジュール内の関数や変数にアクセスするためには、常にモジュール名.関数名のように書く必要があります。一方、from ... import文を使うと、直接関数や変数をインポートすることができます。例えば、mathモジュールのpi変数を直接インポートするには、以下のようにします。
from math import pi
print(pi)
このように書くことで、mathモジュールのpi変数にアクセスすることができます。
asを使った別名の指定
モジュール名や関数名が長い場合、短い名前にしたい場合があります。この場合、asを使って別名を指定することができます。例えば、mathモジュールをmという名前でインポートするには、以下のようにします。
import math as m
print(m.pi)
このように書くことで、mathモジュールをmという名前で扱うことができます。