Pythonはデータ処理に優れた言語として知られていますが、地図データを扱うこともできます。具体的には、Pythonには地図データを可視化するための様々なライブラリがあります。例えば、foliumやgeopandasといったライブラリが挙げられます。

Foliumを使った地図可視化

foliumはLeaflet.jsというJavaScriptのライブラリをPythonから利用することができるライブラリです。以下は、foliumを使って簡単な地図を可視化するコード例です。

import folium

# 地図を作成
m = folium.Map(location=[35.681236, 139.767125])

# マーカーを追加
folium.Marker(location=[35.681236, 139.767125], popup="東京タワー").add_to(m)

# 地図を表示
m

このコードを実行すると、東京タワーの位置を示すマーカーが表示された地図がブラウザ上に表示されます。

Geopandasを使った地図データの扱い方

geopandasは、pandasというデータ処理ライブラリをベースにした地理情報処理ライブラリです。以下は、geopandasを使ってシンプルな地図を作成するコード例です。

import geopandas as gpd

# 日本の都道府県のシェープファイルを読み込む
prefectures = gpd.read_file("japan-prefectures.geojson", driver="GeoJSON")

# 地図を表示
prefectures.plot()

このコードを実行すると、日本の都道府県を示す地図が表示されます。

以上がPythonで地図データを扱う方法の一例です。地図データを扱う上で必要な知識や技術はさまざまですが、これらのライブラリを使えば比較的簡単に地図を可視化することができます。