Pythonでは、日付と時刻をフォーマットするための多くの方法が提供されています。ここでは、Pythonのdatetimeモジュールを使用して、日付と時刻のフォーマットを変更する方法を紹介します。
日付と時刻のフォーマットの例
まず、日付と時刻のフォーマットの例をいくつか紹介します。
| コード | 説明 | 出力例 |
|---|---|---|
%Y |
年(4桁) | 2022 |
%y |
年(2桁) | 22 |
%m |
月(2桁) | 01 |
%B |
月の名前(フル) | January |
%b |
月の名前(短縮形) | Jan |
%d |
日(2桁) | 01 |
%A |
曜日の名前(フル) | Monday |
%a |
曜日の名前(短縮形) | Mon |
%H |
時(24時間表記) | 13 |
%I |
時(12時間表記) | 01 |
%M |
分 | 30 |
%S |
秒 | 00 |
%p |
AM/PM | PM |
%Z |
タイムゾーン | UTC |
日付と時刻のフォーマットを変更する方法
以下は、datetimeモジュールを使用して、日付と時刻のフォーマットを変更する方法の例です。
import datetime
# 現在時刻の取得
now = datetime.datetime.now()
# フォーマットの指定
formatted = now.strftime("%Y-%m-%d %H:%M:%S")
# 結果の出力
print(formatted)
上記のコードでは、現在時刻を取得し、strftime()メソッドを使用してフォーマットを指定しています。ここでは、年(4桁)、月、日、時、分、秒を出力するように指定しています。strftime()メソッドは、文字列を返すので、そのままprint()関数で出力します。
日付と時刻のフォーマットをパースする方法
strptime()メソッドを使用すると、指定したフォーマットに基づいて、日付と時刻をパース(解析)することができます。以下は、strptime()メソッドを使用して、文字列を日付と時刻に変換する例です。
import datetime
# 文字列の定義
date_string = "2022-01-01 13:30:00"
# フォ
ーマットの指定
format = "%Y-%m-%d %H:%M:%S"
# パース
parsed = datetime.datetime.strptime(date_string, format)
# 結果の出力
print(parsed)
上記のコードでは、文字列とフォーマットを定義し、strptime()メソッドを使用して日付と時刻をパースしています。strptime()メソッドは、datetimeオブジェクトを返すので、そのままprint()関数で出力します。
まとめ
Pythonのdatetimeモジュールを使用して、日付と時刻のフォーマットを変更する方法と、日付と時刻をパースする方法について紹介しました。これらの方法を使えば、日付と時刻を自由自在に扱うことができます。