Pythonは、音楽を扱うための強力なライブラリが豊富にあります。その中でも特に人気が高いのが、音声処理のためのライブラリ「pydub」です。pydubを使えば、Pythonを使って音楽の再生、録音、編集などができます。

pydubのインストール方法

pydubは、pipを使って簡単にインストールすることができます。

pip install pydub

mp3ファイルの再生方法

pydubを使って、mp3ファイルを再生するには、以下のようなコードを書きます。

from pydub import AudioSegment
from pydub.playback import play

sound = AudioSegment.from_mp3("sample.mp3")
play(sound)

音声ファイルの切り取り方法

音声ファイルから特定の部分だけを切り出すこともできます。以下の例では、2秒目から4秒目までの部分を切り取っています。

from pydub import AudioSegment

sound = AudioSegment.from_file("sample.mp3", format="mp3")
new_sound = sound[2000:4000]
new_sound.export("sample_new.mp3", format="mp3")

音声ファイルの結合方法

複数の音声ファイルを結合することもできます。以下の例では、“sample1.mp3"と"sample2.mp3"を結合しています。

from pydub import AudioSegment

sound1 = AudioSegment.from_file("sample1.mp3", format="mp3")
sound2 = AudioSegment.from_file("sample2.mp3", format="mp3")
combined = sound1 + sound2
combined.export("combined.mp3", format="mp3")

音声ファイルの音量を変更する方法

音声ファイルの音量を変更することもできます。以下の例では、音量を2倍に変更しています。

from pydub import AudioSegment

sound = AudioSegment.from_file("sample.mp3", format="mp3")
louder_sound = sound + 6
louder_sound.export("louder_sample.mp3", format="mp3")

以上が、Pythonで音楽を扱うための基本的な方法です。pydubを使えば、さらに多彩な音楽の編集が可能になります。詳細は、公式ドキュメントを参照してください。