PythonはCSVファイルを扱うのに便利です。CSVファイルを読み込んでデータを加工したり、新しいCSVファイルを作成することができます。

CSVファイルを読み込む

Pythonの組み込みモジュールであるcsvを使用すると、CSVファイルを簡単に読み込むことができます。以下は、CSVファイルを読み込んで、各行のリストを出力する簡単な例です。

import csv

with open('data.csv', newline='') as csvfile:
    data = csv.reader(csvfile, delimiter=',', quotechar='"')
    for row in data:
        print(row)

このコードは、data.csvファイルを読み込み、各行をリストとして出力します。delimiterとquotecharは、CSVファイルの区切り文字と引用符を指定するために使用されます。

CSVファイルを書き込む

csvモジュールを使用すると、CSVファイルにデータを書き込むこともできます。以下は、新しいCSVファイルを作成し、データを書き込む例です。

import csv

data = [
    ['Name', 'Age', 'City'],
    ['Alice', '25', 'New York'],
    ['Bob', '30', 'Los Angeles'],
    ['Charlie', '35', 'San Francisco']
]

with open('new_data.csv', 'w', newline='') as csvfile:
    writer = csv.writer(csvfile, delimiter=',', quotechar='"', quoting=csv.QUOTE_MINIMAL)
    for row in data:
        writer.writerow(row)

このコードは、new_data.csvファイルを作成し、dataリストの各要素をCSVファイルに書き込みます。quotingパラメータは、引用符をどのように扱うかを指定するために使用されます。

以上で、PythonでCSVファイルを扱う方法を学びました。