PythonでXbox Oneコントローラーを制御する方法

Pythonを使用すると、Xbox Oneコントローラーを制御することができます。この記事では、PythonでXbox Oneコントローラーを制御する方法を紹介します。

必要なモジュールのインストール

PythonでXbox Oneコントローラーを制御するには、inputsというモジュールを使用します。このモジュールは、Linuxのevdevドライバーを使用して、入力デバイスからの情報を取得します。inputsモジュールをインストールするには、以下のコマンドを使用します。

pip install inputs

コントローラーの接続と確認

Xbox Oneコントローラーを接続すると、Linuxのevdevドライバーによって認識されます。次のコマンドを使用して、接続されているコントローラーの一覧を表示できます。

ls /dev/input/

Xbox Oneコントローラーは、event*という名前のデバイスに接続されます。例えば、event0というデバイスが接続されている場合、次のコマンドでデバイスの情報を表示できます。

udevadm info --query=all --name=/dev/input/event0

コントローラーの情報を取得する

inputsモジュールを使用して、Xbox Oneコントローラーからの情報を取得することができます。以下のコードは、コントローラーからのジョイスティックとボタンの情報を取得する例です。

from inputs import get_gamepad

while True:
    events = get_gamepad()
    for event in events:
        print(event.ev_type, event.code, event.state)

コントローラーの制御

inputsモジュールを使用して、Xbox Oneコントローラーを制御することもできます。以下のコードは、左スティックを上下左右に動かすことで、コンソールに対応するメッセージを出力する例です。

from inputs import get_gamepad

while True:
    events = get_gamepad()
    for event in events:
        if event.ev_type == 'Absolute' and event.code == 'ABS_Y':
            if event.state < 128:
                print('Up')
            else:
                print('Down')
        elif event.ev_type == 'Absolute' and event.code == 'ABS_X':
            if event.state < 128:
                print('Left')
            else:
                print('Right')

これらのコードを組み合わせることで、Xbox OneコントローラーをPythonで制御することができます。