ビンゴゲームは楽しいですが、カードを手作りするのは手間がかかります。Pythonを使えば、簡単にビンゴカードを自動生成することができます。この記事では、Pythonを使ってビンゴカードを自動生成する方法を説明します。

必要なライブラリ

ビンゴカードを自動生成するには、Pythonのrandomライブラリが必要です。randomライブラリは、乱数を生成するための関数を提供します。

import random

ビンゴカードの作成

ビンゴカードは、5x5のマス目に数字が書かれているものです。数字の範囲は以下のようになります。

  • B列:1〜15
  • I列:16〜30
  • N列:31〜45
  • G列:46〜60
  • O列:61〜75

ビンゴカードの作成には、以下の手順を実行します。

  1. 各列からランダムに数字を選び、カードに配置する。
  2. N列の中央には"F"という文字を配置する。
def create_bingo_card():
    card = []
    for column in range(5):
        column_numbers = random.sample(range(column * 15 + 1, (column + 1) * 15 + 1), 5)
        if column == 2:
            column_numbers[2] = "F"
        card.append(column_numbers)
    return card

ビンゴカードの表示

ビンゴカードを作成したら、次はそれを表示します。以下の関数を使って、ビンゴカードをコンソールに表示することができます。

def print_bingo_card(card):
    print("B\tI\tN\tG\tO")
    for row in range(5):
        for column in range(5):
            if card[column][row] == "F":
                print(card[column][row], end="\t")
            else:
                print(str(card[column][row]).rjust(2), end="\t")
        print()

実行結果の例

以下は、ビンゴカードを自動生成し、表示するPythonコードの例です。

card = create_bingo_card()
print_bingo_card(card)

実行結果:

B	I	N	G	O
 9	24	33	56	67	
 1	17	F	59	66	
 8	20	39	47	71	
 5	26	44	54	62	
11	22	42	48	70	

以上で、Pythonを使ったビンゴカード自動生成ツールの作成方法を説明しました。