Pythonには日時の計算に便利なライブラリがたくさんありますが、その中でもdateutilは特に便利なライブラリの一つです。dateutilを使うと、日時の計算や変換が簡単にできます。

dateutilとは

dateutilはPythonの標準ライブラリdatetimeよりも高度な日時操作を行うためのサードパーティーライブラリです。dateutilは、様々な形式の日付や時刻のパースに対応しています。

dateutilをインストールする

dateutilは、pipコマンドで簡単にインストールできます。

pip install python-dateutil

日時の計算をする

dateutilを使って、日時の計算をしてみましょう。以下は、datetimeオブジェクトを作成して、1日前の日時を計算する例です。

from datetime import datetime, timedelta
from dateutil.relativedelta import relativedelta

now = datetime.now()
one_day_ago = now - timedelta(days=1)
print(one_day_ago)

また、dateutilでは、月単位や年単位での計算も簡単に行うことができます。以下は、現在の日付から1年後の日付を計算する例です。

now = datetime.now()
one_year_later = now + relativedelta(years=1)
print(one_year_later)

まとめ

dateutilは、Pythonの標準ライブラリdatetimeよりも高度な日時操作を行うためのライブラリです。日付や時刻のパースにも対応しているため、日時の計算や変換に便利です。