【Python】PyAutoGUIで画面自動化する方法

PyAutoGUIは、PythonでGUI自動化を行うためのライブラリです。例えば、画面上のマウスカーソルを制御したり、キーボード入力をシミュレートすることができます。ここでは、PyAutoGUIを使って、画面自動化を行う方法について説明します。

PyAutoGUIのインストール方法

PyAutoGUIはpipを使って簡単にインストールできます。

pip install pyautogui

画面上の座標を取得する方法

PyAutoGUIを使って、画面上の任意の座標を取得することができます。

import pyautogui

x, y = pyautogui.position()
print(x, y)

このようにすると、マウスカーソルの現在位置の座標が表示されます。これを使って、任意の画面上の場所をクリックすることができます。

画像を検索してクリックする方法

PyAutoGUIを使って、画像を検索してクリックすることができます。この機能を使うには、まず検索対象の画像を用意しておく必要があります。

import pyautogui

x, y = pyautogui.locateCenterOnScreen('image.png')
pyautogui.click(x, y)

このようにすると、画面上でimage.pngが表示されている場所を検索し、その中心をクリックします。

キーボード入力をシミュレートする方法

PyAutoGUIを使って、キーボード入力をシミュレートすることができます。例えば、以下のようにすると、“Hello, World!“という文字列を入力することができます。

import pyautogui

pyautogui.write('Hello, World!')

まとめ

PyAutoGUIを使えば、Pythonで画面自動化を行うことができます。座標を取得してクリックする方法、画像を検索してクリックする方法、キーボード入力をシミュレートする方法について説明しました。この他にも、PyAutoGUIには様々な機能がありますので、興味がある方は公式ドキュメントを参照してみてください。