【Python】PythonのライブラリPillowで画像のリサイズをする方法

Pythonの画像処理において、画像のリサイズは一般的な操作の一つです。Pillowは、Pythonの画像処理ライブラリの中でもよく使われるライブラリの一つで、画像の読み込みや保存、リサイズ、回転などの操作が簡単にできます。

ここでは、Pillowを使って画像のリサイズをする方法を説明します。

Pillowのインストール方法

Pillowは、pipコマンドを使って簡単にインストールすることができます。以下のコマンドを実行してください。

pip install pillow

画像のリサイズ方法

Pillowを使って画像をリサイズするには、以下のようにコードを書きます。

from PIL import Image

# 画像の読み込み
img = Image.open("input.jpg")

# リサイズ
resized_img = img.resize((500, 500))

# 保存
resized_img.save("output.jpg")

上記のコードでは、まずPillowのImageモジュールをインポートし、画像を読み込んでいます。次に、resizeメソッドを使って画像をリサイズし、最後にsaveメソッドでリサイズした画像を保存しています。引数には、リサイズ後の画像のサイズを指定します。上記の例では、500x500にリサイズしています。

また、リサイズする際にアスペクト比を維持したい場合は、以下のようにアスペクト比を計算して、リサイズするサイズを決定します。

# アスペクト比を維持してリサイズ
width, height = img.size
aspect_ratio = width / height

new_width = 500
new_height = round(new_width / aspect_ratio)

resized_img = img.resize((new_width, new_height))

上記の例では、元の画像のアスペクト比を計算し、幅を500に指定した場合の高さを計算しています。

以上が、Pillowを使って画像をリサイズする方法の説明です。